いよいよ明日、春分。「48歳の中堅」だからこそできる伴走のカタチ
- NITO
- 4 日前
- 読了時間: 5分
3月4日から約2週間にわたり、私のこれまでの経緯や、事務所を通じて皆様にどう貢献していきたいかという「想い」を綴ってまいりました。連日お付き合いいただいた皆様、本当にありがとうございます。
私のような小規模事業者だからこそ、大切にしている価値観を発信していくことの重要性を、この期間に改めて実感しています。思考を言語化することによって、自分自身の歩んできた道や得られたものが整理されていく——それがこの2週間の大きな収穫でした。

17年間の歩みと感謝
振り返れば、たくさんの夢と希望を胸に行政書士として開業したのは、今から約17年前、30代に突入したばかりの頃でした。
当時は「やってやるぞ」というエネルギーに満ちていましたが、社会経験も浅く、業界の常識もゼロからのスタート。勢い余って先輩方や同期の仲間にご心配やご迷惑をおかけしたこともあったはずです。
若手という枠をとうに超え、「中堅」と呼ばれる年齢になった今だからこそ、当時の未熟な私を支え、温かく導いてくださった方々への感謝の念が、より深く胸に刻まれています。
この17年間、本当に多くの経験を積ませていただきました。市民法務や会社設立の手続き支援から始まり、コロナ禍以前からは、認定経営革新等支援機関として、資金調達の一環となる補助金申請や事業計画策定の支援にも携わるようになりました。
守秘義務の観点から詳細を語ることは控えますが、様々な業界の経営者様との対話から、言語化されていない強みを掬い上げ、今後の道筋を共に考え、行政手続書類という形に落とし込んでいくプロセスは、私自身の視座を大きく引き上げてくれました。
お客様から学ばせていただいたことは、実務家としての最大の財産です。
空で学んだ安全の掟
そして、私のキャリアの中で少し異色なのが、40代になってから一時期、行政書士の業務をお休みして挑戦した「客室乗務員(CA)」としての経験です。期間こそ短かったものの、この経験は私の仕事観に決定的な影響を与えました。
CAの業務は、華やかなイメージの裏に「乗客の命を守る」「空間の安全を担保する」という極めて厳格な使命が存在します。1ミリの妥協も許されない安全への徹底した準備と緊張感。
それは、会社を守り、従業員やご家族の生活を守り、社会に貢献するという、中小企業経営者様が背負っている重責と深くリンクするものです。
行政書士としての書類作成や制度手続のサポートも、本質的には同じです。
一つの見落としが経営の安全を脅かしかねないという緊張感を持ち、幾重もの確認を経て業務を遂行する。CA時代に肌で学んだ「徹底した準備」の哲学は、今の私の伴走支援における精神的な支柱となっています。
春分からの新たな伴走
年明けから考え始め、明日3月20日の「春分」を新たなスタートの節目と位置づけてまいりました。
ただ、カレンダー上は三連休となりますため、リニューアルしたブログでの本格的な情報発信や事務所としての動き出しは、3月23日(月)からスタートいたします。
今後のブログでは、「補助金」「経営支援」「事業計画の策定」といったテーマに絞り、お客様からの学びや、中小企業大学校、そして尊敬する中小企業診断士の先生方との交流や学びから得た知識をベースにした専門的な記事を、まずは10本ほど集中してお届けする予定です。
その後は周辺知識へと幅を広げつつ、今回のような「所長コラム」も継続してまいります。「読んでよかった」「一つでも経営のヒントになった」と思っていただける発信を心がけていきます。
つまずきながらも、ひたむきに目の前のお客様の役に立ちたいと走り続けてきた17年。
本当に多くの方の応援と支えがあったからこそ、今の私があります。
これからも、行政書士としての法務・手続の専門性と、認定支援機関としての経営伴走の視点を両立させながら、皆様の「攻めの経営」を安心して進められる足場づくりの一助となれれば幸いです。
今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。
専門家のワンポイント
経営戦略論における「戦略的適合性(Strategic Fit)」
補助金申請は「文章を上手く書く勝負」ではなく、「経営計画との整合性の勝負」です。
これを経営理論で説明するなら、マイケル・ポーターらが提唱する「戦略的適合性(Strategic Fit)」という概念が当てはまります。
これは、企業の持つ「内部のリソース(強み)」と「外部の環境(市場の機会)」がピタリと合致し、さらに各業務活動が一貫している状態を指します。
補助金の審査においても、「なぜ今、自社がその設備投資をするのか」というストーリーが、全体の経営戦略と矛盾なく「適合」しているかが重視されます。
連休明けの3月23日(月)に公開予定の『まず知ってほしい補助金のしくみと考え方』では、この「整合性」をどう書類に落とし込むのか、行政書士・認定支援機関の視点から控えめにお伝えする予定です。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
経営の悩みは、一人で抱えると重いものですが、誰かに話すと「手続き」という具体的な一歩が見えてくることがあります。
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