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緊急投稿:ホルムズ海峡公的支援_混乱と原油価格高騰に中小企業・個人事業主が「今すぐ打つべき」攻めと守りの公的具体策

  • 執筆者の写真: NITO
    NITO
  • 6 分前
  • 読了時間: 8分

心行政書士事務所の代表、トニーこと二藤太地です。

いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。心行政書士事務所の代表、トニーこと二藤太地です。


通常では社長のための補助金実務ノートをお伝えする日となりますが、直近のイラン情勢の緊迫化を鑑み、個人事業主の皆様への支援ブログを公開いたします。


ホルムズ海峡に浮かぶタンカー複数夕焼けの背景のイメージ


【目次】

  • 現場から届く悲鳴:「価格高騰」だけでなく「モノがない」現実

  • 第1章 何が起きているのか──海を越えた混乱と日本経済への波紋

    • ホルムズ海峡の現状

    • 私たちの経営への影響

  • 第2章 今使える支援策──国・関係機関の対応

    • 政府系金融機関による資金繰り支援の拡充

    • 価格転嫁・取引適正化への正当な権利行使

    • 省エネ補助金の活用──コスト体質の抜本的改善

  • 第3章 心行政書士事務所の信念──真に必要な「伴走」をお約束します

    • ① 省エネ・設備投資補助金の「勝てる」事業計画策定

    • ② 価格転嫁に向けた事実証明・論点整理(後方支援)

    • ③ 未来を描き直す「経営改善計画」の策定

  • おわりに


それもこれも、私は日頃から「旅×経営」をテーマに、外の世界の空気を感じながら、経営の新たな視座を探求しています。しかし、現在の国際情勢は、悠長に旅のロマンを語ることを許さないほどです。


遠く離れた中東・ホルムズ海峡の動向が、巡り巡って千葉県で戦う私たちの燃料費、原材料費、そして物流コストを直撃する声が届き始めました。まさに、世界と足元の経営が地続きであることを痛感させられる日々です。



現場から届く悲鳴:「価格高騰」だけでなく「モノがない」現実


ここ最近、当事務所にご相談いただく複数のクライアント様、特に製造業を営む経営者の皆様から、非常に深刻な声が立て続けに寄せられるようになりました。


「ナフサを原料とする製品梱包材や溶剤の入荷が、急遽見送られてしまった」

「納期が全く読めず、生産計画が立てられない」


皆様の声を伺い、事態は新たな局面に入っていると確信しました。つまり、単なる「コスト高」という次元を通り越し、「お金を出しても、モノそのものが手に入らない」という極めて深刻な事態が、ここ千葉の現場でも起き始めています。


こうした生々しい悲鳴をお聞きし、私は強い危機感を覚えました。「これは一部の業種だけの問題ではない。より多くの中小企業経営者の皆様に、今すぐ打てる『次の一手』をお伝えしなければならない」。そう強く願い、本稿の筆を執った次第です。


先の見えないコスト高や供給不足に、不安を感じる経営者の方も多いことでしょう。しかし、経営は「環境の変化にいかに適応し、次の一手を打つか」の連続です。


ただ嵐が過ぎるのを待つのではなく、国や自治体の支援策という「盾」を使いこなしながら、したたかに自社の体質を強化する「剣」を磨く。今こそ、その視点への切り替えが求められています。


以下に、現在の情勢から日本経済への影響を俯瞰しつつ、「今すぐ使える支援策」を整理しました。未来への活路を見出すための羅針盤として、ぜひご活用ください。


※本記事は2026年4月13日時点の公開情報に基づいています。制度の詳細・適用要件は随時変更される可能性がありますので、必ず各機関の最新情報をご確認ください。



第1章 何が起きているのか──海を越えた混乱と日本経済への波紋


ホルムズ海峡の現状

2026年3月以降、中東情勢はかつてない緊張状態にあります。同年2月末の軍事衝突を皮切りに、ホルムズ海峡における通航リスクが極度に高まり、大手海上保険会社が戦争リスク保険の引き受けを停止。タンカーの通航が事実上困難な状態に陥りました(野村総合研究所コラム、2026年3月2日)。


さらに4月12日には、停戦交渉の実質的決裂を受けて米国による「海峡逆封鎖」宣言が報じられ、WTI原油先物が一時1バレル105ドル台へと急騰する事態となっています(日本経済新聞、2026年4月13日)。一時的な交渉の糸口が見えた時期もありましたが、情勢は依然として不透明です。


私たちの経営への影響

世界の海上原油輸送量の約2割を占め、日本の原油輸入の約94%が通過するホルムズ海峡の混乱は、対岸の火事ではありません。


輸送業・製造業・建設業・飲食業をはじめとする中小企業の皆様にとっては、燃料費や光熱費の上昇がダイレクトに収益を圧迫しています。


さらに、冒頭で触れたような「サプライチェーンの分断(モノが入ってこない)」が起きる中、現状のビジネスモデルを維持するだけでは限界が訪れます。まさに今、「守りの資金繰り」と「攻めの構造改革」を同時に進める局面に立たされているのです。



第2章 今使える支援策──国・関係機関の対応


このような激動の環境下において、国や関係機関も支援の枠組みを拡大しています。


1. 政府系金融機関による資金繰り支援の拡充


① セーフティネット貸付(経営環境変化対応資金)──日本政策金融公庫

社会的・経済的環境の変化で一時的に業況が悪化している企業向けの融資制度です。今回、支援対象が「中東情勢により今後の影響が懸念される事業者」にまで拡大されました。「まだ数字上の売上は落ちていないが、このままでは資金ショートの危険がある」という予測の段階でも相談が可能です。


② セーフティネット保証5号(信用保証協会)

全国的に業況が悪化している指定業種を対象とした、信用保証協会の別枠保証制度です。原油等の仕入価格高騰が収益を圧迫している場合、これを利用することで融資のハードルを下げることができます。


【重要】千葉市での5号認定申請について(プロからのアドバイス)

この5号認定を利用するには、市区町村(千葉市等)の認定書が必要です。ここで、行政書士として一つ重要なアドバイスをさせてください。


この認定申請は、わざわざ弊所の様な行政書士に報酬を払って依頼する必要はありません。


現在、千葉市では感染症対策や手続きの迅速化の観点から、金融機関によるワンストップ手続き(代理申請)が原則となっています。


つまり、日頃お付き合いのあるメインバンク(主要銀行や信金・信組の担当者様)に「5号認定を使って融資を受けたい」とご相談いただくのが、一番手間もお金もかからず、融資実行までが圧倒的にスムーズです。


不安な時期に、本来不要な出費をお客様に強いることは、私の信念に反します。手続きは一番確実で負担のない「メインバンク経由」をご活用ください。



2. 価格転嫁・取引適正化への正当な権利行使

中小企業庁は2026年3月27日、関係業界団体や各省庁に対し「原材料価格やエネルギーコストの上昇を考慮した上で取引対価を決定するよう」要請文を発出しました。 「コストは上がるが、取引先には言い出しにくい」と躊躇するのではなく、国からの要請を論理的な根拠として、堂々と価格交渉のテーブルにつく正当性が確保されています。


3. 省エネ補助金の活用──コスト体質の抜本的改善

エネルギー価格の変動に左右されにくい企業体質を作るために、省エネルギー設備への投資補助金の活用は非常に有効な「攻め」の戦略です。 経済産業省が管轄する「省エネルギー投資促進支援事業費補助金(SII)」では、空調、照明、ボイラーなどの設備更新に対し、中小企業であれば対象経費の1/3~1/2以内の補助が期待できます。単なる機器の入れ替えではなく、中長期的なランニングコストを削減する投資として検討する価値があります。



第3章 心行政書士事務所の信念──真に必要な「伴走」をお約束します


私の考える「本当の幸せ」とは、お金を稼ぐことや財産を築くことではありません。


「誰かが、自分の力で幸せになってくれること」、そしてその過程に少しでも専門家として貢献できることこそが、私の最大の喜びです。


だからこそ、お客様ご自身や金融機関でスムーズにできる手続き(前述の5号認定など)で、不要な報酬をいただくような真似は決していたしません。


その代わり、当事務所は「認定経営革新等支援機関」として、皆様が真に専門家の知恵と労力を必要とする領域において、全力を尽くして伴走します。


① 設備投資系補助金の「勝てる」事業計画策定

補助金は申請すれば必ずもらえるものではありません。「なぜその設備が必要で、経営にどう好影響をもたらすのか」を論理的に伝える事業計画書が不可欠です。「どの制度を使うべきか」という初期段階から、投資対効果の整理、そして説得力のある書類作成まで、深く伴走します。


② 価格転嫁に向けた事実証明・論点整理(後方支援)

取引先への価格交渉に踏み切る際、口頭だけの説明では納得を得にくいのが現実です。当事務所では、コスト上昇の客観的データや法的根拠に基づいた「事実証明」や「理由書」の作成を通じ、皆様が自信を持って自社で交渉を進めるための盤石な後方支援を行います。

(※法的紛争に発展している場合は弁護士のみが法的に対応可能となります。)


③ 未来を描き直す「経営改善計画」の策定

「モノが入ってこない期間をどう凌ぐか」「ビジネスモデルをどう転換するか」という根本的な課題に対し、早期経営改善計画の策定をサポートします。客観的な視点で自社の強みを再定義し、金融機関からの信頼を獲得する強靭な計画を共に作り上げましょう。税務や労務の課題があれば、信頼できる税理士や社労士の先生方とチームで解決にあたります。



おわりに


激動の時代において、経営の舵取りはかつてなく難易度を増しています。しかし、外部環境の変化を嘆くのではなく、それを自社の体質を劇的に進化させる「きっかけ」と捉え直すことができれば、必ず新しい景色が見えてきます。


不要な手続きでお金をいただくことはありません。本当に困ったとき、前に進むための「攻めの戦略」を描きたいとき、いつでも心行政書士事務所を頼ってください。


困難な時代だからこそ、共に前を向き、力強く歩みを進めていきましょう!



最後までお読みいただき、ありがとうございます!

経営の悩みは、一人で抱えると重いものですが、誰かに話すと「手続き」という具体的な一歩が見えてくることがあります。

旅先からでも、事務所からでも、あなたの「攻めの経営」を全力をバックアップします。


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代表 二藤太地(トニー)

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